キラキラと輝く女性をゲストに迎え、アラフォー『otona』スタッフたちが女子トークを通してレクチャーを受けながら
“憧れられる女性”を目指す『オトナ放談』。
今回もゲストの経験を重ねて得た深いお言葉やアドバイスをもとに『otona女子力』を向上させます!
2016.5 【今回のテーマ】 紫外線から肌を守って「目指そう!憧れられる美白肌!」
【今回のゲスト】 otonaスタッフ 山田さん
某大手化粧品メーカー勤務にてビューティアドバイザー経験あり。お肌の悩みを抱えた多くの女性と向き合い、解決のための近道を模索しながらアドバイスに励む日々を過ごす。 |
■otona女子のお肌を守ってくれる日焼け止めで、効果的かつ徹底的にケアしたい!
山田さん:今回は『おすすめの日焼け止めと塗り方』についてお話しします!
福原スタッフ(以下、福):日焼け止めもたくさんあって、どんなものがいいのかわからないから気になります!
山田さん:今日は私が実際に使用しているおすすめの日焼け止めを持ってきました。
橋本スタッフ(以下、橋):わぁ、いろいろ使い分けているんですか?
(写真左から2番目) コスメデコルテ ラスティングベース UV / 25ml 3,500円
(写真右端) コスメデコルテ AQ MW エクストラプロテクション / 60g 8,000円
山田さん:そうなんです。しっとりのびやかなクリームタイプやサラッとした乳液タイプなど、好みの使用感やお肌の調子によっても使い分けています。顔と首などの皮膚が薄めの部分やお肌への負担が心配な方は、紫外線吸収剤不使用が入っていないノンケミカルをおすすめします。
福:紫外線吸収剤によって刺激を感じる場合もあるんですよね。
山田さん:そうですね。心配があれば一部分へ試し塗りしてみるといいですね。
橋:SPFの数字が大きいものを買っておけば安心だと思ってました。
山田さん:SPF値が高い日焼け止めは「紫外線吸収剤」が使用されている商品が多く、体感するほどではないのですが、肌呼吸を阻害したり熱をためこんでだりしてしまうことがあります。
福:SPFの数値はどれくらいのものを選べばいいですか?
山田さん:SPFというのはUV-Bに対してカバーできる単位で、記載の数字は『20分間×SPFの数値の時間をカバーできる』という意味です。例えば、日常生活を十分ケアできるSPF20で計算すると、20分×SPF20で400分の間、「UV-Bからお肌を守る持続性がある」という意味なんです。
橋:じゃぁ、一度塗ったら6時間40分は安心ってことですか?
山田さん:野外で長時間強い直射日光にあたったり汗をかいたり、状況によって異なります。数値の高さで安心するよりも、できれば日焼け止めは約2時間ごとに塗りなおしてほしいです。合わせて、UV-Aからお肌を守る効果の『PA+』の表記もチェックしてくださいね。
福:UV-Aはシミだけじゃなくシワの原因にもなる紫外線でしたよね。真皮までダメージを与えるなんてアラフォー世代には本当に恐ろしいですよ…。
山田さん:PAの後に表記される+の数が多いほどUV-Aからお肌を守る効果が高いことを意味します。
橋:これからはPA表記もチェックします!
山田さん:しっかりケアするための正しい塗り方として、まんべんなく塗るために手で塗っていただくことをおすすめします。気が付いたら焼けている首や耳の後ろ、手や足の甲も忘れないでくださいね!手が届きにくい背中や髪などにはスプレータイプも便利です。
福:スプレータイプなら、お化粧室でシューッと素早く塗りなおしできますね。
山田さん:価格はいろいろありますし、忙しい朝の時間でも取り入れられるケアも人それぞれ。大切なのは紫外線対策を続けてもらうことです。「自分のお肌に合った日焼け止めを正しく塗る」「こまめに塗り直す」この2つが重要です。
橋:メイクする時、日焼け止めはどの順番で塗れば良いですか?
山田さん:化粧水→乳液→日焼け止め→メイク下地→ファンデーションですね。日焼け止めはメイクの前に塗るので、できるだけお肌に優しいものを選んでほしいです。それに開封後は劣化の心配もあるので一年以内に使い切りましょう。
福:使用期限、あまり意識していませんでした…反省。あと、メイクした顔の塗りなおしについても教えてください!
山田さん:化粧室に行くタイミングを目安に、約2時間に一度をおすすめします。私はまずミストをして、ティッシュオフやあぶらとり紙で肌表面の汚れた皮脂を適度に取り除きます。その後通常のお化粧直し同様、UVカット処方のファンデーションで塗り直しをしています。慣れればでサッとお直しできますよ。
橋:お化粧室に行くタイミングなら、ついでにできそうなので心がけます!
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